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レーシックには興味あるけどやれない(やらない)理由

先日、こんな記事を見かけました。

レーシック手術が激減! ピーク時の9分の1 なぜ? (1/4) - ITmedia ニュース

これ読んで、反レーシック派の人達は、すぐ「危険だからやる人が減ったんだな!」的なロジックに持って行きたがるのでしょうが、冷静に考えると、レーシックを積極的にやりたい人が一巡したってことなんじゃないかと思います。ここから、さらに増やすためには、どっちかっていうと否定的な人がやってくれないといけないわけですから、なかなかハードルは高いのではないかと。ただ、潜在ユーザーとして間違いなくいるのが私のような

本当はやりたいけど、ちょっと(いや、かなり)怖くて躊躇してる

って人なのではないかと。

で、レーシックの細かい評価については冒頭の記事を読んでいただくとして、私がなぜ手術に踏み切れないかを自己分析してみました。


1、生涯(例えば、30年後とか)大丈夫かどうかわからない

まぁ、これ書くと心配性で小心者感ハンパないのですし、何なら「バカなんじゃね?!」くらいの勢いでトレンド最先端のみなさんからは言われそうですが、何と言われようと怖いっす(汗)例えば、「この薬飲むと副作用で吐き気とか下痢とかめまいしますよ」ってレベルとは違って、もしかしたら目が見えなくなることだって可能性としてはゼロじゃない。もちろん、今は大丈夫だけど20年後、30年後でも全く副作用が出ないとは誰も言い切れない。だって、この術式が確立されてからそれだけ生きた人いないからね。まぁ、人間、死ぬときは死ぬわけなので、そんなこと言ってたらラチ開かないというのも頭では理解出来ますが、コンタクトとかメガネというノーリスク(ローリスク)な選択肢があることも躊躇してる理由かも。

2、たちの悪い病院では実際トラブルも発生してる

レーシックをめぐっては20年7月から21年1月の間に、東京都中央区にある眼科で手術を受けた患者の多数に角膜感染被害が発生。同年2月に同区の保健所が手術を受けた639人中、67人が角膜感染症などとなり、うち2人が入院したと発表した。「レーシック集団感染事件」として知られ、同眼科の元院長が業務上過失傷害罪で禁固2年の判決が確定している。

もちろん、衛生的で腕のい医者に頼めば解決する話ですが、万が一ということもあるので。さらに、腕がいい悪いとは関係なく、自分の体質としてレーシックが合わないと光が眩しく感じたり慢性的な頭痛とかめまいに見舞われて日常生活に影響出るという事象も実際に報告されてる。

3、やった人達の感想で「人生が変わる」が意味不明

やってないので理解出来ないだけかもしれませんが、「人生が変わる」ってどういうことでしょうか??これまでの煩わしかったケア(メガネとかコンタクトとかの)が必要なくなるから時間の短縮が出来るとかって話??それとも、レーシックやったらメガネとかコンタクトとは明らかに違う見え方になるってこと??もちろん、何かが変わるのかもしれませんが、そもそも「目が悪くなる前の健康な時に戻った」だけだと思うのですが。視力が良かった時よりもプラスにはなってないです。マイナスからゼロに戻っただけなのに、人生変わるほどのものなんですかね??もしそうだとすれば、それはやってみたいと思いますが、どうしても納得出来ないんですよね(笑)ビビってるだけだという説もありますけど。


ってことで最後に、

筑波大学医学医療系眼科医の大鹿哲郎教授は、「角膜は一度削ったら元に戻らないが、ネット上などではバラ色の効果をうたうものもある。術後に何らかの症状がある患者も少なくない」と指摘し、「正常な目に対する手術なので、成功率が高くて当たり前。極めて高い安全性が求められる」とくぎを刺す。

慶応大の根岸准教授は「有効性・安全性を支持する7000以上の研究論文があり、手術をした患者の95.4%が結果に満足している」と評価する。

という、両論を記事から引用しておきます。

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