NETAX

様々なジャンルのニュースから今夜飲み会で使える旬ネタをネタリストが人力キュレーション。コメント付きでわかりやすく紹介します。

人力情報キュレーションブログ - ネタックス

SMAP解散から見える大手メディアの報道姿勢

このニュース、お盆で帰省した田舎でリオ五輪をNHKで見てる時に流れた速報で知りました。

NHKで五輪放送中に速報流れるとは、それほどSMAP解散のニュースバリューが高いってことなんでしょう。

それから数日経った今朝の情報番組でも続報として取り上げられてますけど、特に新たな事実もなく何となく独自の見解を芸能リポーターが話すという日々が続いております。

これに対してファンのみなさんからは、

「メンバーから直接聞きたい!」

という声が多く上がっているみたいですが、個人的にはなかなか難しいのではないかと思ってる次第です。

そもそも、大手メディア(週刊誌除く)の報道を見てますと、今回の経緯を時系列で説明する際に事の発端であるSMAPの元マネージャーだった飯島女史の名前を一切報じていません(報じても”女性スタッフ”とか”女性マネージャー”とかって表現がギリ)。メディアによっては、このきっかけになった事実すら報じることもなく、いきなり解散話が降って沸いたような表現になってるメディアもあります。事の発端を報じない(もしくはオブラートに包んで報じる)がために、なぜ解散することになったのかの説明が出来ない状況になってますから、視聴者的には意味不明な状況でモヤモヤ感が募るだけ。大手メディアの報道を見れば見るほどモヤモヤするという現状です。

なので「メンバーから聞きたい」と言いたくなるのも無理はないってことなんでしょうけど、仮に釈明会見的なことやったとしても、そもそも本人達が本当のこと喋るわけがないので逆に可哀想なことになるような気がしますけど......1月に解散報道出た後、スマスマで5人揃って謝罪会見しましたけど、あれも言わされてる感がハンパなく、結果、キムタク一人が悪者になるという何とも微妙な会見でしたし。今回もその二の舞になる可能性高いのでメンバー揃っての会見はないと思いますし、やらない方がいいと思う。ちなみに、どんな形で会見が開かれたとしても真実が語られることは100%ないと思います。もちろん、それに突っ込む大手メディアとか芸能リポーターもいないでしょうし。


爆笑問題の太田さんがラジオで以下のように言ってました。

太田光:お笑いみたいに割りきって、楽屋も別で、口もきかねぇ。新幹線も離れたところでって、俺らみたいな…

田中裕二:俺らはそうではないけどね(笑)

太田光:俺らはそうではないかもしれないけど、そういうところいっぱいあるじゃない。

田中裕二:ありますよ。

太田光:でも、SMAPっていうのは、友情の上で成り立ってたわけだから、ちょっとでもそういう、そこはしっくり納得できないと、一緒にステージ立てないっていうのは、なんか彼らの純粋さを凄く表してるなって思う。

これって、SMAPを語る上で常に言われる”アイドルがバラエティ番組に積極的に出演するという革命的なことをやった”からこその弊害なのではないかと思いますが、それすらも飯島女史のマネジメント(戦略)があったからこそなわけで、結局そこを語らないと問題の本質には迫れないですよね。お笑い芸人には出来てSMAPには出来なかった......そこがSMAPの良さだったということでしょうか??もし、SMAPのメンバーがもう少し大人で『ビジネスSMAP』を演じられたとしたら、もう少しの間SMAPは存続したかもしれませんが今のように国民的アイドルとしての魅力はあったんですかね?!

そう思うと、

太田光:「お仕事で」って割りきっちゃうことは、彼らにはできなかったんだと思うから。むしろ、周りがもうちょっと、なんかこう…俺も、別にジャニーズ事務所の人じゃないから分からないけどさ。

田中裕二:うん。

太田光:ある意味、このことはジャニーズ事務所の恥ずかしい部分として記録されちゃうんじゃないかなって気はするけどね。

田中裕二:うん。

太田光:ジャニーさんなんか、一生懸命やってたんだろうけど。フォローしきれなかったって罪は大きいかなって思うけどね。

ってことで、事務所の責任は大きいです。

解散後、メンバーが全員ジャニーズ事務所に所属して個人活動を行うと言っても(キムタク以外のメンバーを)マネジメント出来るスタッフがいるんですかね??だって、ジャニーさんでも止められなかった解散ですよ。そんあメンバーをマネジメントして積極的に売って行こうと思うんですかね??そんなこと考えてたら事務所移籍とかって話が早晩出て来るのは必然だと思うのですがどうなんでしょうか?!

飯島女史がジャニーズ事務所に戻るなんてことがあったらまさにミラクルだと思いますが、まぁ、ないですよね?!(汗)

本当に残念です。

via