情報キュレーションリテラシーは現代の必須スキルだと思った話
ステマ騒動とか【PR】を表記するしない問題とか、情報の属性問題って何だかんだ面倒臭いし大変だと思います。
広告か広告じゃないかで受け取る情報の印象はガラッと変わりますから、まぁ、敏感になるのもわからなくはないけど、個人的には「自己責任でよくね?!」って思ってしまう派です。自分にとって必要な情報なのか、そうじゃないのかっていうのは自分で判断すればいい。例えその情報が広告であったとしても自分にとって有益だったらそれはそれでいいんじゃないかと思うのです。
だがしかし、この情報が広告か広告じゃないかの判別と共に我々日本人にはもうひとつ割と高いはハードルが用意されてます。
それは、
日本語はかなり高度な言語である!
と言う現実。
「?」と思った方もいるかと思いますが、どういうことかを具体例を出して説明しますと、例えば下記の写真をご覧ください。
これ、絶妙な広告だと思いませんか???
えっ、何言ってるかわからない???
この広告、写真の女性って明らかに別人ですよね?別人を並べていかにも何かの薬なのか化粧品なのかによってここまで変化しましたよ広告のフォーマットに仕上がってます。けど、別人使ってそれやったら問題ありません?が、コピー見たら「別人」って書かれてます。明確に。何の問題もないです(笑)ポジティブに受け取る人は、薬の効果で別人になったと受け取るかもしれませんが、慎重な人は「あーーー、別人の写真使ったな!」って解釈するのではないかと。ひとつの表現なので複数の解釈が出来る日本語ってホント難しいと思います(よくも悪くも)。
この例は明らかに広告の体裁を取ってますが、パッと見、広告とわからないものに絶妙なコピーを付けられたら「これは広告です」って書かれてないと一瞬では広告だと判断出来ない場合もあるかもしれません。なので、ステマ騒動が起こるし、広告には【PR】表記しろって話になるわけです。
いずれにしても、結局、情報キュレーションリテラシーはいまの時代には必須なスキルなわけで、これがあるとないとでは大違いって話でした。