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今年はファッションビジネスが来る!!!気がする。

個人的にタイトル通りのことを思ってるのですが、(私調べでは)ここのところファッションに関するニュースとかウェブサービスが例年になく出て来てると思うのは気のせいでしょうか?!

例えば、宮崎あおいのCMでお馴染みのアースミュージック&エコロジーを展開するクロスカンパニーは、3/1付けで社名を『ストライプインターナショナル』と変更するという大胆な戦略を打ち出してます。これはかなりインパクトありました。さらに、併せて新アプリサービス『メチャカリ』をリリースしました。有名ブランドが自社製品のレンタルサービスするって、これまでのアパレル業界の常識では考えられなかったのではないかと思いますし、同業他社は未だに相当焦ってるかもしれません。いずれにしても、確実にアパレル業界は革新されてるのではないかと思ってますし、そうでないと衰退するだけです。

さて、ストライプインターナショナルに注目が集まるっている中、これまでもアパレル業界で革新的企業はありました。その筆頭がZOZOTOWNを展開する『スタートトゥデイ』ではないかと思いますが、スタートトゥデイ出身者が起業したサービスが話題です。

ご紹介するのは洋服の買い物同行サービス(コーディネートサービス)『エランデ(ERANDE)』。

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スタートトゥデイ出身の永松夏美が代表を務めるリリックスが、買い物同行サービス「エランデ(ERANDE)」を3月23日の今日リリースした。現役読者モデルやアパレル店員がショッピングに同行してくれるサービスで、買い物の当日は、指定の待ち合わせ場所でセレクターと会い、2時間の買い物同行サービスを受けられる。

エランデは、「"もっとオシャレになりたい人"と"ファッションセンスがある人"をつなぐ」をキーワードに掲げた買い物同行サービス。「似合う洋服がわからない」「もっとオシャレになりたい」といった悩みを持つユーザーに、読者モデルやサロンモデル、フリーモデルなどで構成されたセレクターが洋服選びを手助けする。ユーザーは、WEB上で自分の買い物に同行してほしいセレクターを選び、買い物日を予約。料金は2時間5,000円からで、セレクターによって価格は変動する。

ってことらしい。

このサービスではセレクターのセンスが重要となるわけですが、ノンノの読モとか何か知らんけどフリーペーパーの読モとか、とりあえず読モ中心らしい。にこるんみたいなテンションの読モがやって来ても困りますけど、とりあえず読モ=オシャレな人という定義のようなので、そこは信用するしかありません(笑)

さて、この手のサービスが成功するために超えなければいけないことがありまして、それは「スケールするのか?!」って問題。このサービスはセレクターの数と稼働率がそのまま収益に直結するので、完全なる労働集約型です。セレクター増えないと売上げも増えないモデル。これまで色んなコーディネート系サービスが出て来ましたが、この問題を解消するためにオンラインでアドバイスするとか自分の写真に洋服を合成して似合う似合わないを見てもらうとか様々な工夫がされてきましたが、このエランデはセレクターがリアル同行する人的稼働による真っ向勝負です(笑)

で、ここでふと思い出したのが、ZOZOTOWNがやってる『ウェアリスタ制度』の存在。

ウェアリスタとは、

ファッション感度が高いインフルエンサーとしてウェアが公式に認定するユーザーだ。ゾゾタウンではウェアリスタの投稿したコーディネート画像を商品紹介に使用することもあり、クオリティーの高い一般ユーザーを起用することで今後の販促につなげるねらいだ。

ということで、昨年ニュースリリースされてます。

ちなみに、

ファッションコーディネートアプリ「ウェア(WEAR)」の公式ユーザーであるウェアリスタ(WEARISTA)として、一般ユーザー200人とスポンサーシップを契約する。すでに100人の一般ユーザーと契約をしており、今後6月30日までに投稿された画像をもとに、さらに100人のウェアリスタを認定する予定だ。契約ユーザーには、ゾゾタウンで使用できるポイントを毎月10万円分(年間120万円分)支給する。

これがリリースされたのが2015年の6月です。このウェアリスタ制度とエランデが連動してるのであれば、セレクターの調達はここから可能なのではないかと思います。当面は読モ推しで行ってある程度落ち着いたらウェアリスタ制度に登録してる人をセレクターとして流用するという流れ。ってことは、エランデにもスタートトゥデイの資本入ってるんじゃないかと思いますが、そのあたりは不明です。

今後、紗栄子がセレクターとして登場したら資本関係あると思って間違いないでしょう(笑)

さて、この手のサービスに対して言われることがもうひとつありまして、それは「出会い系になるね!」ってこと。まぁ、この問題はメルカリの会える版『アッテ』にも同様に言えるわけで、明確に回避する答えはないと思います。使う人のモラルに任せるってことでしょうが、5000円で(オシャレでカワイイ?!女子と)2時間デート出来るサービスと考えれば、コスパは悪くないかも......と考える輩は絶対にいるはず!

とりあえず、このサービスがどうなるかはしばらく監視が必要ですが、今年は、ファッションビジネスがダイナミックに動き出してるのは間違いありません!

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