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Uberが起こす革命は他業種にもマッチすると思う件

実は「Uberまだ使ったことないです......」って方は意外に多いのではないかと思ってます。

日本における浸透率(認知率)は高いかと言えばまだまだな気もしますが、そもそも『タクシー使う人=ちょっとセレブ』的なイメージもあったりしますし、経費で落とせるサラリーマンのみなさんも、ガチガチに経費管理されてる場合は事前に会社からタクチケとか渡されてたりして、いちいちUber呼ぶのも面倒臭いってことになるのが日本のタクシー事情だったりしませんかね?!便利便利と言ってるのは、一部のリテラシーの高いアーリーアダプター辺りのみなさんだったりするような気がしますけど、一般に普及するのはいつ頃になりますかね?!

さて、そんな海外ではもの凄い成長してるけど日本ではまだまだのUberが、今度はドライバーに優しい新機能を発表してます。

米配車サービスUberは6月6日(現地時間)、ドライバー向けの幾つかの新機能を発表した。

まず、ドライバー向けアプリ「UberPartner」で目的地を自宅に設定すると、それ以後は自宅までの方向に近い配車しか受注せずに済むようになる。

次に、日中でもランチや休憩で配車の受注を一時的に遮断したい場合、アプリ上の一時停止ボタンを1タップするだけでそれが可能になる。

さらに、配車を依頼した乗客に2分以上待たされると、1分当たり数セントの超過料金を乗客から徴収できるようになる。Uberによると、ニューヨークなどでこの機能をテストした結果、乗客がドライバーを待たせる平均時間が減ったという。米Quartzによると、ニューヨークでのテストでは、1分当たりの“待たされ料”は35セントだった。

個人的には3つめの『待たされ料』って言うのがいいと思ってて、むしろ「既存のタクシーもやればいいのに!」って思ってます。まぁ、普通のタクシーの場合、指定場所に呼んだ際には配車料ってヤツが別料金でかかってるので、多少待たせるてもいいと思ってしまいがちですが、どっちの名目で加料されるの方が納得感あるかっていうと、私的には『待たされ料』かなと。

そんな新しいことをどんどん導入してるUberですが、今回の新機能に限らずUberにあって既存のタクシーにないものがありまして、それは何かと言いますと、ドライバーとお客さんが相互に評価しあう仕組み。よくよく考えると、これって凄い機能だと思いませんか??ちなみに、お客さんがドライバーを評価する仕組みは既存のタクシーにもあります。車内にハガキが置いてあって、お客様の声としてドライバーの態度悪かったりした時に送るヤツです。これは顧客満足度を上げるためのものであってサービサーとしては普通にやってることです。が、ドライバーがお客さんを評価するって、これまでの既成概念からすると前代未聞な話であって、Uberはそれを普通にやってます。なので、乗車態度が悪いという評価が付くと、Uberで呼んでもなかなか来てくれなくなるらしいです。

この相互評価って、ヤフオクとかネットを介した売買では普通のことなのに、これまでの概念ではありえないと思われてた業種に導入されるととても面白いと思います。そのひとつがタクシー(Uber)です。例えば、飲食業とかにも導入されればいいのにって思います。お客さんが店を評価してるんだったら、店がお客さんを評価してもいいのではないかと。もちろん、お客さんの特定が出来ないと仕組み的に難しいとかいうテクニカルな話があるのは理解してますが、そこは一旦置いといて、相互評価出来たとすれば、食べログの一方的なdisりコメントなどは防げるのではないかと思います。

いうたら、

お客様は神さまじゃない!

って時代になったんじゃないかと。

とりあえず、Uberを使ってみることから始めます。

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