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マンガをオススメする際の注意点

高知名度の漫画をドヤ顔で薦めてくる男たち』という記事を読んだ。

タイトル通りの内容だったんだが、この記事書いた人は、

漫画が好きで4000冊くらい持ってて月50冊~読んでる婚活中のBBAです。

って感じの人らしい。

で、

自称漫画好き男たちから、

「オススメは『テラフォーマーズ』かな!あんまり女性向きじゃないけど」

「マイナーだけど『ダンジョン飯』っていうのも面白いよ」

「最近『東京喰種』読んでます。知ってる?読んでみてー!』

等のメッセージが届くんですよ。


君たちは何を言っているのかと。


「~という漫画が好きです/読んでます」という話ならまだしも、

こっちが知らない/読んでない前提で知名度の高い作品を薦めてくるパターンがほとんど。


まぁ、言いたいことはわからなくもないんですが、結局、何かをオススメする時あるあるで言えば、どこからがメジャーでどこからがマイナーかっていうボーダーライン問題は存在してます。もちろん、このマンガがスゴいとかに紹介されてるマンガをマンガ好きにオススメするとかは論外だと思いますが、相手が知ってるか知らないかを考えてオススメするとかっていうのも本末転倒な気がするんですよね。根本にあるのは、”自分が面白いと思ってる”ことであって、相手が知ってるかどうかではないわけです。逆に、オススメされる方も知ってるからといって最初から拒絶するのも違うと思うわけです。自分と相手の解釈が違うのを聞くのも楽しいし。

ではどうすればいいのか?!

例えば、私がマンガをオススメする時に気を付けていることをご紹介しますと、意識してるのは「このタイミングでこれ読むと面白い」という目線でオススメするってこと。直接的でも間接的でも、このタイミングでこのマンガを読むと何かしら得る物があると思ったものを”タイミングよくオススメする”だけ。例え昔読んだマンガだったとしても、タイミングが変わればマンガから受け取るメッセージも変わってくる......かもしれません。「もう一回読んでみようかな......」って思ってもらえるかもしれませんし。

もうちょっと具体的に説明すると、直近で紹介した『インベスターZ』というマンガ、これってタイトル通り投資をテーマにしたマンガですが、ある話数あたり(ホリエモンが登場するあたり)からの話は起業しようと思ってる人が読むとちょっと考えさせられるマンガだったりします。他にも『ザ・ファブル』というマンガは、殺し屋の話なのですが、別に怖いだけのマンガではなく、日常を忘れたい人が読むと面白いマンガだと思いますから例えば「仕事で疲れてるサラリーマンが現実逃避するのに最適なマンガ」という感じでオススメすれば「読んでみようかな」って思う人もいるかもしれません。こういう自分なりに読む人を限定するようなオススメの仕方すれば、別にメジャーなマンガだろうがオススメ出来るのではないかと思います。マンガの見方なんて千差万別なわけだし。

人より多くのマンガ持ってますとか、人より早く知ってますとか、誰しもイノベーターとかアーリーアダプターを目指したがり、レイトマジョリティーの人をdisりたがりますすが、それって疲れないですかね??(笑)ちなみに、私もマンガピーク時には7000冊くらい持ってましたが、だから何?って感じですね(爆)置き場所なくなって、ブックオフに二束三文で引き取られていきました(泣)

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