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オトバンクの社長に会いたい!

最近、オトバンクという会社が気になって気になって仕方ない。

なぜなら、個人的に「今年は”オト”系コンテンツが来る!」と思ってるから。

オトバンクという会社は、国内大手のオーディオブック配信サービス『FeBe』を運営している会社で、オーディオブックはいまAmazonのAudibleを筆頭に今年間違いなくブレイクスルーするであろうコンテンツだと私は勝手に思ってます。(じわじわ人気も出てきてますしね)そのオトバンク社がオトコンテンツとは全く異質なサービスをリニューアルリリースしました。

オタクユーザー向けSNSアプリ『にじがくっ!

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このアプリはアニメやゲーム、ライトノベルなど、自分の好きな話題や作品について、他のユーザーとのリアルタイムでのコミュニケーションを楽しめるスマホアプリ。完全匿名性で、部室(ルーム)のなかで好きな話題について思う存分語れることを魅力としてうたっている。アプリはiOS端末に対応し、利用料は無料。


これまでも(ニッチな市場を狙った)専門SNSって色々出て来ましたが、話題にこそなってもエスタブリッシュしたという話はあまり聞かない。まぁ、これは当たり前の話で、ニッチな市場を狙うわけですからユーザー数が伸び悩むというSNSにとっては致命的とも言える欠点があります。なので、ビジネスとして考えた時にドカンと儲かるイメージではないと思われます。ただ、それなりに特定ファンを囲い込んでロングテールを覚悟すれば、やっていけるビジネスなのかもしれません。


ビジネス的にどうなのか問題はひとまず置いといて、この『にじがくっ!』の特徴はと言いますと、何と言っても『草ボタン』の導入。わかります?『草』、書き方変えると『w』←ネットでよく見るこれです。

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Facebookで言うところの『いいね!』に変わるのが『草』です(笑)

その他、SNSに必要な基本的な機能は備わっており、オリジナルスタンプもあるみたいです。

このサービスを作った理由について、オトバンクの社長は、

近年はアニメ好きなど、自分の趣味をオープンにしても受け入れられる風潮があるものの、少し年齢が上の世代では、まだまだカミングアウトするのに勇気がいる。そういう隠れオタクユーザーに、気軽に好きなコンテンツについて語り合える場所を作るというのがサービスを開始した理由と語る。実際にオフ会なども開き、上田氏も参加。「まさにこういうものを探していた!」という意見を多く聞いたという。利用者は地方在住の人が多いようだ。

現在は多種多様なSNSサービスが展開されているが、上田氏は普及しているサービスであればあるほど、オタクユーザーからすると使いにくいものと指摘する。利用者が多いとされるLINEやFacebookなどは、プライベートなSNSであってもビジネスシーンで使われることも少なくない。自分の電話番号がLINEと紐づいていれば、そこではオタク趣味を公開しづらいと感じる人もいるのでは、と話す。

確かに、Facebookでアイコンにアニメキャラ使ってる人はいないし、シェアしてる記事も政治経済とかIT系ばかりでアニメがどうのって内容の記事をシェアしてる人見たことない。そういう意味ではこのSNSを使いたい人は一定数は確実にいるんでしょうね。後は、先にも書きましたが、会員数のオーバーヘッドがどのあたりかってことでしょうね。このサービスを維持していける最低限の会員数がいなければ継続は難しいでしょうが、それが何万人なのかは定かではありません。いつの間にか消えて無くなってる専門SNSはこの会員数が足らなかったからです、単に。


で、話を戻すと、オトバンクのやってることの振り幅の大きさが面白くて、この会社が気になって気になって仕方ないのです。いつか、この会社を見学に行ける日が来ることを切に願ってます。この想い届け!!!(キモイ!)

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