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映画『マイ・インターン』は就活生とか企業人事が観るべき映画だ!

劇場公開時に観られなかった映画『マイ・インターン』がBlu-rayになってたので、早速レンタルして観ました。

この映画、『プラダを着た悪魔』の続編ですね。アン・ハサウェイが社長のIT企業にインターンとしてやってくるのがロバート・デ・ニーロなのですが、この会社が展開するビジネスがファッション系のネットビジネスというあたりが時代にマッチしてます。ちなみに、一般的にインターンって聞くと大学生をイメージすると思いますけど、真逆のおじいちゃんデ・ニーロやってくることで巻き起こるドタバタが面白いです。まぁ、そこがこの映画の見どころなんですが。

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で、この映画を観て思ったこと。

それは、

「就活生と企業の人事担当は観た方がいい!」

ってこと。

既に高齢化社会となってる日本ですが、今後も少子化が続いて行くので労働人口は減る一方です。子供産め産め言ってるアホな政治家がいたりしますけど、むしろ子供が増えない前提で考えた方が現実的であって、移民政策とかもそのひとつかもしれませんが、もっと簡単に労働生産人口の上限を引き上げればいいのではないかと思います。一旦リタイアした人達を再雇用すればいいのでは?!今でもやってる企業はありますが、もっと国の施策にするとか法制化するとかやるなら半ば強制的にやった方がいい。メリットはたくさんあって、まず高齢者って長年の経験値を持ってるので大卒新入社員に必要な研修期間が必要ない。さらには、再雇用なので給料もある程度はディスカウント出来る(はず)。この映画を観ると現実的に出来る気がしてきます。

一方、こういうシルバー人材が重用されるようになると困るのは就活生。これまで同期と席の取り合いすればよかったものが、自分の親と同じくらいの人達とも取り合いになるわけで、単純に内定確率が低くなる。しかも、経験値はシルバー人材の方が数段上、給料も新卒者と大して変わらないレベルであれば企業が選択するのがどちらなのかは日の目を見るより明らかです。もちろん、将来的に会社を背負う人材を育てるという観点から見たら圧倒的に若者ですが、そこまで余裕のある企業は実は少ないのではないかと思ったりもします。(大企業除く)

ってことで、この映画、ITベンチャーの社長の苦悩を描いた映画として純粋に面白いですが、就活生とか企業人事が観ると、また別の意味で面白い映画ではないかと思います。

興味ある方はぜひ!

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