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人力情報キュレーションブログ - ネタックス

こういう人がいっぱい出てくると『note』も安泰な件

最近、『note』というサービスがにわかに注目されてるのご存じですか??

いや、本当に注目されてるかと言えば、それはかなり微妙なわけですが......と言うのも、私の周りの人に「最近、noteがさ〜」って話てもほとんどの人は「?」ってなりますから......ただ、ITリテラシー高い人界隈では、確実に話題になってるのは間違いありませんので、注目されてるという体で話を進めます。

このブームを作った張本人は、最近エスタブリッシュ感がハンパないはあちゅうさんだと私は勝手に思っているのですが、着火したのがはあちゅうさんだとすれば、火に油をせっせと注いでるのがイケハヤさんとか梅木さんとかあの界隈のみなさま方。ネットで金儲けに余念のない、先行者メリットを最大限追求するのに命を賭けてるみなさま方により、noteが注目されてます。(たぶん)


そもそもこの『note』というサービスは、最近ローンチしたサービスではなく2014年の4月に始まったサービスでして、私も当時、メール版のネタックスで下記のように取り上げてます。

個人的には、やられた感満載の新サービス『note』がリリース

なんか、もの凄い敗北感があるのですが......と言うのも、ある事業企画で同じようなサービスを考えてて、ただ、UI(ユーザーインターフェイス)に関しては圧倒的に負けてるなと......もう、泣くしかないっしょ?!(泣)さすが、『cakes』を運用してる会社の新サービスってだけのことはありますよ。と、負け惜しみ的に上から目線で言うときます。

と、かなり負け犬的発言してました(笑)

さらに『note』の可能性として、

個人で何かしら発信できて簡単に課金できるプラットフォームがあれば、それだけで食って行けるかもしれない。そしたら、入りたくもない会社に入って、日々、社畜生活送らなくてもよくなります(笑)問題は、何を発信するかってことですね。例え10円でも1円でも赤の他人が自分に払ってくれるものは何か? それを考えると夜も眠れません。ちなみに、この『note』でいち早くページを作ったタレントがいるのですが、その人でさえ、課金することの難しさを吐露してます。

文中にあるタレントさんとは伊集院光さんのこと。伊集院さんもこのサービスにはいち早く注目してたのですが、結局、何を書けばお金払ってでも買ってくれるのか問題で行き詰まってました。(やっぱ伊集院さんって鋭いね)

その心配は見事に的中し、2014年のローンチから去年(2015年)の年末くらいまで、泣かず飛ばず状態でした。

が、いきなりですよ、本出せば売れるしテレビのコメンテーターとかにも呼ばれ始めたはあちゅうさんが、せっせとエッセイとか書いて100円くらいで売り始めた瞬間、サクサク売れるという現象が発生。これを見た界隈のみなさま方が我も我もとこれまでのブログで書き溜めたネタを再編集したり加筆したりして二次利用コンテンツを作ったところ、これまた面白いように入れ食い状態で売れるという、いままさにワチャワチャと賑わっております。

個人的にはこのワチャワチャ感は一過性のものだと思っており、はあちゅうさんとかイケハヤさんとか梅木さんとかっていうスター選手だけのものであって、何者でもない一般人が何か作ったところでそんなに都合よく売れるわけないと思っておりますが、それを見越したようにイケハヤさんあたりは、「猿でもnoteで稼げる」的なノウハウ商材も売り始めて一部から非難されるという事態も発生しており(個人的には別にいいんじゃないかと思ってますが。私は買わないけど)今後、どうやって一般庶民のところにまで「noteって面白い!」って認知されるのかを見守りたいと思ってます。

そんな中、もしかしたら流れを変えるかもしれないコンテンツが登場しました。

界隈の誰もが知ってるスーパーな人ではなく、割と普通の人が、こういうちょっとしたアイデア勝負のコンテンツを作って有料化出来るかどうかが、今後、この市場が(ちょっとそれっぽい言い方をすれば)コモディティ化するかどうかの分水嶺になるのではないかと。私的にはこれ、有料でもいいと思いますが、幸か不幸か無料なので、”このコンテンツにお金払うか?!”という視点で読んでいただき個々に評価していただければ『note』の未来が予想出来るのではないかと思います。

ちなみに、さわりだけご紹介しておくと、

昔むかし、おじいさんとおばあさんが原宿のシェアハウスで暮らしていました。

おじいさんは渋谷にブレストしに、おばあさんは中目黒にキックオフMTGしにいきました。

おばあさんが中目のスタバでMacBook Airを開いてタスクをこなしていると、目黒川にドンブラコ、ドンブラコと、大きな桃が流れてきました。

「おや、これは引き寄せの法則だわ」

おばあさんは大きな桃をピックアップして、原宿のシェアハウスに持ち帰りました。

そして、おじいさんとおばあさんが桃を食べようと桃を切ってみると、なんと、中からエモーショナルな男の赤ちゃんが飛び出してきました。


かなり意識高いです(笑)

なので、タイトルは『意識高い桃太郎』です(爆)

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